ネットビジネスの基本は、小売店から安く仕入れて、ヤフオクやアマゾンなどで高く売って収益を稼ぐ「せどり」が基本だいわれています。
みなさんが勘違いをしているのは「背取り」という言葉は、ブックオフに並んでいる本の背中を見て買ってゆくことから来ているという都市伝説です。
「せどり」というのは「競る」という言葉から来ていて、市場で「競り取る」、つまり「競取り」が正しいのです。
その品物の市場の流れを徹底分析して、先物買いをしてゆく近江商人の技法です。この「競取り」の技法によって、五大財閥が生まれ、現在の大手銀行や大商社を生み出しているのです。
ですからブックオフの「せどり」などのような小さなビジネスではなく、石油や小麦や鉄鋼などを動かす大きなビジネスの基本が「競取り」なのです。
なかには小さな「せどり」から開始して、「中国輸入」などの海外からの仕入れに目をつけ、さらにアリババやebayのような巨大サイトを利用して、無在庫で何億円もの商品を扱う人も現れ始めました。
今は、淘汰の時期なのでしょうが、こうした人々は、やがては昔の「競取り」よりも大きな規模でのネットビジネスを開発してゆくことと思います。
最初はブックオフの「せどり」から出発したあなたでも、新しい考え方を吸収してゆくことで、大きな美ジスを展開できるようになることでしょう。
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